教員インタビュー

公開日 2026年10月26日

英語英米文化学科インタビュー
英語を教えるってこんな面白いんです!
英語を「教わる」立場から「教える」立場へ。今回は、英語英米文化学科の先生にお話を伺いました!将来、英語の先生になりたい人や、もっと英語力アップを目指したい、言葉をどう学ぶのか気になる人にぴったりの内容です。
文学部 英語英米文化学科
朝田 正樹 先生
英語英米文化学科 朝田先生

専門分野を教えてください!

私の専門分野は英語教育学です。大学の学びの中で、特に英語をどのように教えれば学習者にとってより分かりやすく、確実に身に付きやすくなるのかということを日々研究しています。英文法や第二言語習得のメカニズムを探究することに加えて、中学校や高校で実際に使われている英語教科書の内容も詳しく分析しています。教科書のなかで文法事項がどのような順序や方法で提示されているかを調べるのはとても奥深いテーマです。教科書は全国の多くの生徒が共通して使う大切な教材だからこそ、その構成や説明の仕方には大きな意味があると考えています。また最近は、英語の得意・不得意にかかわらず、できるだけ多くの人にとって学びやすい授業のユニバーサルデザインにも強い関心を持っています。大学の授業を通して、研究で得た最先端の知見を、実際の英語の授業づくりや将来英語教員を目指す学生の指導に直接つなげていくことを大切にしています。英語教師になるにはどうすればいいか、大学選びで悩んでいる高校生の皆さんにも、ぜひ知っていただきたい学問の世界です。

なぜこの分野を専門にしようと思ったんですか?面白さも教えてください!

私がこの分野を研究するきっかけになったのは、実際に高校で英語教師として教壇に立った経験です。その現場で、学習者にとってより分かりやすく、確実に英語力が身につきやすい教え方を工夫し、新しい指導方法を考えることの面白さに気づきました。また、日々の授業で使ってきた英語教科書についても、英文法や英語表現が大学の英語学の研究ではどのように説明されているのかを深く知りたいと思うようになりました。そして、そうした専門的な知見を踏まえて、教科書では生徒にどのように提示し、どう教えるのが一番よいのかという実践的な部分に関心を持つようになったのです。英語の教科書を詳しく見ていくと、そこには学習者への細やかな配慮や、文法や語彙を自然に身につけさせるためのさまざまな工夫が隠されています。学校の教育現場で生まれたリアルな疑問を研究し、その成果を再び授業の改善や新しい教材の作成に生かしていけるところが、英語教育研究ならではの大きな面白さであり、やりがいだと感じています。

授業ではどんなことを大事にしていますか?

私が大学の授業で最も大切にしているのは、学生一人ひとりの強みを見つけて学びに生かしてもらうことです。人によって得意な分野や自分に合った学び方は大きく異なるため、進路に悩む高校生の皆さんが大学に入学した後も安心できるよう、その学生の個性に合わせた説明や丁寧な関わり方を常に心がけています。もちろん大学の授業や課題にはしっかりと取り組んでほしいと考えていますが、自ら学ぼうと努力する学生には、できる限り全力で力になりたいと思っています。必要に応じて授業時間外でもしっかり時間を取り、学習のサポートをしたり、効果的な学習方法や将来の進路について一緒に考えたりする時間も大切にしています。特に教職課程を履修して英語の教員を目指す学生には、自分自身の良さを最大限に生かした授業をつくると同時に、目の前の生徒一人ひとりの状況に合わせて教え方を柔軟に工夫できる素晴らしい教師になってほしいと願っています。そのため、学生それぞれの豊かな個性や未来への可能性を大切にしながら、日々の指導に取り組んでいます。

学生と接する中で印象的だったエピソードは?

日々の学生生活の中で特に印象に残っているのは、大学の課題や試験に向けて粘り強く、誠実に取り組む学生たちの姿です。たとえば、レポートを細かな点まで丁寧に推敲して仕上げて提出する学生、日々の小テストのたびに高いレベルの点数を維持し続ける学生、そして定期試験に向けてコツコツと勉強して高得点を取る学生をたくさん見てきました。そうした真摯な姿からは、普段からの地道な努力がひしひしと伝わってきます。また、研究室に学生が気軽に訪れ、授業の内容に関する質問や、より効果的な学習方法について熱心に相談してくれることもよくあります。こうした日々のコミュニケーションを通して、学生が今何を考え、どのように夢に向かって努力しているのかを深く知る機会も多くあります。大学の学びでは、結果の数字だけにとらわれるのではなく、そこに至るまでのプロセスや真剣に取り組む姿勢がとても大切だと考えています。学生が目を輝かせて真剣に学ぼうとしている姿を見ると、教える側である私ももっと良い授業をつくり、彼らの将来を全力で応援したいという強い気持ちになります。

 

実は…◯◯が好きなんです!

私の趣味は、思いきり体を動かすことと、大切な愛犬と一緒に過ごす時間です。休日にはスポーツをして心身をリフレッシュさせたり、愛犬とのんびり散歩をして癒やされたりしています。また、学生時代にはバドミントン部に所属して練習に打ち込み、主将も務めました。その経験を通して、先輩や後輩と協力しながら一つの目標に向かってチームとして取り組むことの大切さを深く学びました。さらに、学生時代に経験した家庭教師のアルバイトで小中学生に英語を教えた経験も、今の教員としてのキャリアに強くつながっているように感じます。最初はうまく英語の面白さが伝わらず、教え方を何度も試行錯誤して悩むこともありましたが、担当していた子どもが内容をすっきりと理解してくれた瞬間の喜びは、今でも忘れられないほどとてもうれしく感じました。その時の感動と経験は、現在の英語教育学への深い関心にもそのままつながっています。振り返ってみると、学生時代の勉強や部活動、アルバイトといったさまざまな経験のすべてが、今の自分を支える大切な土台になっているのだと実感しています。

朝田先生

英語英米文化学科にはどんな方が向いていると思いますか?

もともと英語が大好きな人はもちろんですが、「英語に少し興味があるかも」「今よりもっと英語ができるようになりたい」と向上心を持っている人にも、英米文化学科の学びはとても向いていると思います。また、海外の文化や歴史に興味がある人、将来は英語を使った仕事に就きたい人、絶対に英語の先生になりたい人など、入学のきっかけは本当に何でも構いません。大学生活では、専門的な授業や海外研修などのさまざまな体験を通して、自分の興味をどんどん広げながら具体的な将来の目標を見つけていくことができます。新しいことに思い切って挑戦する中で、これまで気づかなかった自分の新たな可能性に出会うこともよくあります。単に英語という言語そのものを学ぶだけでなく、その背景にある英語圏の文化や社会問題について深く知ることによって、世界を見る視野が大きく広がることも大学で学ぶ最大の魅力です。進路選択で迷っているかもしれませんが、英語や異文化についてもっと知りたいという気持ちが少しでもある人にとって、本学での学びはきっと一生の財産になる価値あるものになると思います。

受験生にひとことメッセージをお願いします!

高校生の皆さんは、志望校選びや進学先を考える中で、大学でどんな専門的なことを学び、どんな充実した経験をしたいかを思い描いて悩むことも多いと思います。徳島文理大学の英米文化学科では、英語という言葉そのものを学ぶだけにとどまらず、英語圏の文化や社会、そして私の専門である英語教育学など、幅広いさまざまな分野に触れながら自分の関心をどんどん広げていくことができます。バラエティ豊かな授業や多くの実践的な体験を通して、新しい興味を見つけ、それを専門的に深く学んでいけることも大学生活の大きな魅力です。英語が好きな人、異文化交流に興味がある人、そして培った英語力を将来の仕事や教員への道にしっかりつなげたい人には、きっと多くの刺激的な学びが待っています。進路に悩む時期だと思いますが、ぜひ徳島文理大学で、あなたらしい目標を見つけ、その夢の実現に向けて一歩ずつ確実に進んでいってください。皆さんとこの自然豊かなキャンパスでお会いできることを、心から楽しみにしています。

学科のWebページもチェック!