公開日 2026年11月02日
専門分野を教えてください!
私の専門分野は国文学です。また長年国語科教育に携わってきたこともあり、現在は文学と言語表現に関する内容を授業で扱っています。文学や言語に関する内容は一般教養としての学びという見方が大勢で、趣味や娯楽と見なされることもあります。さして世の中の役に立つものではないという見方もあります。しかし人の心を慰め、癒やし、ときに励まし前途を照らしてくれる文学や言葉の力は偉大であり、暮らしを支える心強いよりどころだと考えています。「人間いかに生きるべきか」という問いに行き着く文化・芸術であり、日本文化の礎となった文学の力を信じ、日々探求することに喜びを感じています。
なぜこの分野を専門にしようと思ったんですか?面白さも教えてください!
子どもの頃から図書館で本を借りて読むのが好きでした。図書館や教室、自分の部屋で触れる本の世界は知らない魅力にあふれ、活字を通して歴史や芸術、世界の国々のことを夢中で学んできたように思います。大学時代に文学や言語学という学問に改めて向き合った際、どの時代にあっても変わらぬ人の生き様や心情に触れられる面白さに惹かれました。当時は特に近代文学の黎明(れいめい)期に心動かされ没頭しました。言葉が紡ぐ作品の世界と背景、一つひとつの言葉の歴史や成り立ち、現在への影響、変わりゆく言葉の未来に、語り尽くせない魅力を感じたことがこの分野を専門にした理由です。
授業ではどんなことを大事にしていますか?
まずは分かりやすく、学生の皆さんに力が身に付く授業を目標にしています。その中で深く考えたり仲間と話し合ったり、自分の意見を発表して共感や感動を共有する活動も大切にしています。古典や漢詩文は「難しいのでは」と先入観を持たれがちですが、授業を受けてみたら意外に面白く現代に通じる部分があると実感してもらえるよう、身近な生活に文学や言葉が関わっていることを学べる授業を心掛けています。

学生と接する中で印象的だったエピソードは?
授業中にプロジェクターの調子が悪くなり、画面が映らなくなったことがありました。焦って学生とパソコンを触っても直らず、通りかかった先生まで巻き込んで大騒ぎ!💦途方に暮れたとき、「あっ!ケーブルが外れてる!」という学生の声で解決しました。知らない間に線を抜いていたおっちょこちょいな私と学生の大笑いエピソードです。こんな私を学生の皆さんはいつも優しくサポートしてくれます。
実は…◯◯が好きなんです!
私は散歩が好きです。休日には家の近所を歩いて新鮮な空気に触れ、自然の草花や畑の作物、風に揺れる木々に会えるのが楽しみです。ときには海の見える公園まで車で出かけて付近を散策します。季節やその日の天候で次々と変わった表情をする景色はいつまでも見ていられます。流れる空の雲を見上げ、風の音を聞きながら深呼吸するときが、とても幸せな時間です。
言語コミュニケーション学科にはどんな方が向いていると思いますか?
日本語・外国語を問わず、言葉に興味があり、コミュニケーションやプレゼンテーションの力を身に付けたい人に向いています。苦手意識を克服したい人や、海外留学でさらに言語能力を高めたい人も大歓迎です。また、将来観光業界(ホテルや空港)で働きたい、

受験生にひとことメッセージをお願いします!
進路選択の際には「本当にこれでいいのかな」「やっていけるかな」「後悔しないかな」など、たくさんの不安がありますね。不安を乗り越えるのは、まず初めの1歩です。思い切って踏み出してみてください。合わなければまた次の1歩があります。皆さんの未来は果てしなく広がっています。 「言語コミュニケーション学科」は、自分の特性がよくわからない人や、将来の仕事は入学してからじっくり決めていきたいと考える人に最適な学科です。コミュニケーション能力やプレゼンテーションの技術を身に付け、言葉の力を信じて、言語・文化をともに学んでいきましょう。
学科のWebページもチェック!