公開日 2026年10月12日
専門分野を教えてください!
専門分野は「被服構成学」です。衣服のデザインや素材、人体に合わせた服の構造など、実際に服をつくることを中心に研究・教育を行っています。最近では、衣服にセンサーなどの技術を組み合わせた「センシングウェア」にも興味を持って研究しています。例えば、着用することで心拍や血圧などの身体情報を測定し、熱中症などの危険を知らせてくれる服もあります。これからは単に「着るための服」だけでなく、健康管理や快適な生活を支えてくれる「かしこい服」が、ますます身近になっていくと考えています。
藤本先生が実際に作られたドレスです!


なぜこの分野を専門にしようと思ったんですか?面白さも教えてください!
幼い頃から服が好きで、出かける際に何を着ていこうか考えるのが楽しみでした。中学生になると「こんな服があったらいいな」と思うようになり、自分で服を作るようになりました。布を選び、デザインを考え、少しずつ形になっていく過程が面白く、自然と服作りが好きになりました。今でも頭の中で考えたものが形になった時の嬉しさは変わりません。好きなことがそのまま仕事につながり、学生と一緒にものづくりを楽しめることが、この分野の面白さだと思っています。
授業ではどんなことを大事にしていますか?
私の授業では衣服を制作することが多く、時間をかけて縫ったところをほどいて縫い直すことも度々あります。やり直すのは学生にとっても私にとっても嫌なことですが、そこで「何がいけなかったのか、どうすればよかったのか」を一緒に考え、もう一度挑戦することを大切にしています。失敗せずに完成させることだけでなく、失敗してもやり直せばいいと思えることも、ものづくりを通して身につけてほしいです。最後に完成した時の学生の嬉しそうな顔を見ると、私も嬉しくなります。
舞台衣装づくりで、一番感動する瞬間は何ですか?
一番感動するのは、自分たちが制作した衣装を着た役者が舞台に登場する瞬間です。保育科主催のミュージカル「おとぎのくに」では、学生が役柄の魅力を引き出すデザインを提案し、出演者のサイズに合わせて一着一着丁寧に衣装を作ります。舞台衣装は美しさだけでなく、動きやすさや安全性も重要で、制作を通して着る人の立場に立って考える力も身につきます。本番の舞台で「出てきた!」と胸を躍らせる時間は、大きな感動と達成感につながります。自分のアイデアが形になり本物の舞台衣装として活躍する、ものづくりの楽しさと喜びを実感できる取り組みです。
実は…◯◯が好きなんです!
大学時代に中国人留学生の生活サポートを担当したことをきっかけに中国に興味を持つようになりました。一緒に過ごす中で、中国の文化や暮らしについてもっと知りたいと思うようになり、過去に3度ほど短期留学を行いました。そこでの経験から中国の子ども服について研究を進めたこともあります。現在も生活科学専攻では中国からの留学生を多く受け入れており、学生たちと文化や服装について話したり、学生から中国のことを教えてもらったりするのも、私にとって楽しい時間です。
生活科学専攻にはどんな方が向いていると思いますか?
ものをつくることが好きで、アイデアを形にすることに興味がある人や、人を喜ばせることが好きな人に向いています。生活科学専攻では、デザイン・アート、ファッション・ブライダル、パティシエの3分野を学ぶことができ、興味のある分野を深めながら幅広い知識や技術を身につけられます。実習や制作を通し、仲間と協力して一つのものを完成させる機会も豊富です。「やってみたい」という気持ちを大切にし、失敗を恐れず挑戦できる人、自分の手で何かを生み出すことを楽しめる人にぜひ来てほしいと思っています。
受験生にひとことメッセージをお願いします!
服が好き、デザインや絵を描くことが好き、お菓子を食べるのが大好き――そんな「好き」という気持ちがあれば大丈夫です!生活科学専攻では、ファッション、デザイン、ブライダル、製菓など、興味のあることを楽しみながら学べます。専門的な知識や技術は、入学してから先生や仲間と一緒に少しずつ身につけていけば大丈夫です。「こんなことをやってみたい!」という気持ちを大切に、自分の得意なことや新しい興味を見つけていきましょう。みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています!
学科のWebページもチェック!