就職・資格

S.Rさん(香川県出身)

公開日 2025年03月21日

学部学科:香川薬学部薬学科
出身校:香川県立三木高等学校(香川県)
内定先:香川大学医学部付属病院(香川県)
*内定先は、取材時のものです。

なぜその学科に入学しましたか?

家族が病院に勤務していたことや、幼い頃に体が弱く、医療機関にお世話になることが多かった経験から、漠然と医療に興味を持っていました。高校生になり進路について考える中で、医療と科学の両面を持つ薬学という学問に魅力を感じ、薬学部を目指すようになりました。

大学で学ぶ中で、自分が成長したなと感じることを教えてください

在学中に学術論文を執筆し、投稿できたことは、とても貴重な経験であり、自身を成長させることができたと感じています。自分の考えを英語で伝え、さらに説得力をもって認めてもらうことは非常に難しく、ときには不可能だと感じることもありました。しかし、論文がアクセプトされたときはもちろん、世界の研究者からさまざまなコメントをいただいたときに、この上ない喜びを感じました。これからも失敗を恐れず、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

なぜその内定先・進学先を選びましたか?

私は内定先である香川大学医学部附属病院で実務実習を行いました。その経験を通じて、最先端の医療技術と研究が集結する大学病院で医療に貢献できることに大きな魅力を感じ、志望しました。
また、薬剤師の自ら学ぶ姿勢と、得た知見を現場へ還元する姿に感銘を受け、私も同じ環境で成長したいと強く思いました。将来は専門薬剤師などの資格取得を目指し、研究活動にも積極的に関わりたいと考えています。

面白かった授業を教えてください

最も印象に残っているのは、病院・薬局実習です。処方箋に基づく医薬品の調製を通じて、薬の知識や適切な使用方法を深く学びました。
また、患者さんへの服薬指導や副作用のフォローアップを行う中で、適切な情報提供や相談対応力の大切さを学ぶことができました。さらに、薬剤師としての業務だけでなく、社会人としての立ち振る舞いや医療従事者としての心構えも学び、座学では得られない多くの知識と経験を得ることができました。

本学の就職サポートを利用しましたか?

就職活動を始めたばかりの時は自分がどのような仕事に向いているのか分かりませんでしたが、大学内で開催される就職説明会やガイダンスを通じて、さまざまな分野の薬剤師の仕事について知ることができました。また、就職支援部では面接練習や履歴書の添削をしていただき、さらに先輩方の受験報告書を活用することで、自信を持って就職活動に取り組むことができました。